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Nikon KeyMission 360 前後のカメラで全方位360度を4K撮影
カメラとスマホなどの常時接続を可能にする「SnapBridge」というアプリも発表。こちらは、同時発表の「D500」をはじめ、今後ニコンが発売するほぼすべての機種に搭載される予定。
前後にレンズとセンサーが2つ
いままでのアクションカメラといえば、ライダーの向く方向のみ撮影だった。もしかしたら、全く関係ないところを向いていたり、綺麗な風景を素通りしていたり、撮影者の後ろでとても面白い瞬間を撮り逃していた事なんて無数に考えられる。しかし、360度撮影となるとどうだろう。
人間の視野角度120度と言われている。その見えていない部分240度の世界を見る事ができる。しかも自由自在に。そう自由自在にというところが他のデバイスにはないポイントなのだ。
高感度センサー
Nikonの一眼レフカメラに使われている素子(センサー)はSONY製。センサーはレンズ毎に分かれて前後二つに配置される。レンズ二枚とセンサー2つを搭載。
スピーカー・Wi-Fi・Bluetooth、NFC対応
サイドにはスピーカー。Wi-Fi、Bluetooth、NFCにも対応しています。天面には撮影ボタン。KeyMission 360は水深30mまでの防水性能に加えて、耐衝撃性、耐寒性、耐防塵性を備えているとのこと。
360度全天球カメラが人気を集める背景には、撮った映像をオキュラスやサムスンが商品化しているVRヘッドマウントディスプレイでも楽しむことができるからだ。
VRヘッドマウントディスプレイのメーカーからも、これからコンテンツを全て自前で、あるいはSDKなどを公開して多くのコンテンツプロバイダーを募りながら手間をかけてつくるだけでなく、一般ユーザーが自発的に撮影してクラウドサービスなどに投稿したコンテンツも取り込みながら成長の起爆剤としていける期待感が高まっている。
おそらくVRと360度カメラは相互補完的な関係を強めながら、今年のデジタルギアの大きなトレンドに成長していくのではないだろうか。
4K画質・電子手ブレ補正
手振れ補正(ジャイロセンサー搭載)。高精細液晶モニター搭載。
実際にKeyMission 360を使って撮影された動画がこちら。まずは再生してみてほしい。
肝心の360度機能を使うには画面左上のスライダーを矢印にクリックすると360度撮影映像が見ることができる。
ただし、FifeFox、Google Chromeは対応しているが、IE11では対応してません。